2008年12月13日 (土)

中洲に異変?そしてカニに鋏まれた(2008年11月14日)

2008年11月14日(金) 晴

ねぐらの様子を見るために10時から鳥見。

なんだか様子がおかしい、クロツラヘラサギが3羽しかいません。中洲の周囲にいる常連のマガン、カルガモ、オオバンたちもいません。

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たった3羽のクロツラヘラサギとコサギ。

マガンやオオバンはいつもこの中洲のまわりにいるのに、いないのはもしかしてまた釣り人がこの周囲で釣りをしたのでしょうか。

とにかくエリアを一回り見てまわりましょう。

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アオアシシギを驚かせてしまいました。

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竹やぶの中に動くものがいます。撮れました、アオジです。

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こちらのカモたちは何事もありません。波もありません。

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やぐらには、コサギとダイサギ。

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休息施設にはカワウとイソシギが両端に。

 

午後4時頃からまた多々良川へ、遊歩道を歩きました。

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遠くのクロツラヘラサギを見ていたら、ボラがジャンプしました。

ボラはよくジャンプするのですが、写真には撮れません。どこでジャンプするか分かりませんので。

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ボラ着水!派手な水しぶきです。いつもこのバチャンという音に、ア、またボラだと気づきます。

なんのためにボラは跳ねるのでしょう。

クロツラヘラサギは3羽のままです。

護岸の石の間にカニがいました。見たことないカニでつかまえようと何気なく手を出すと、

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カニに鋏まれ、カニはハサミを自切してしまいました。

切り落とされたハサミはギリギリ締め付けてきます。

びっくりしました。こんなに痛いとは、離そうとしますがしっかり鋏んだままです。

やっとはずしたときは、ホッとしました。

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しっかり岩の間にはまって動きません。ハサミを落とさせてごめんね。

フタバカクガニです。甲羅の切れ込みが1つあり、2歯になるので、二歯角蟹だそうです。

河口の転石の下や石垣の隙間などに隠れています。

この蟹の住めるような石垣はほんとに少なくなっています。

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夕陽に輝く桜の紅葉。

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ほんとにいいお天気でした。久しぶりの落陽。

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2008年11月18日 (火)

寝起きが悪い?マガン(2008年10月29日-3)

10月29日-3

胸黒クロツラヘラサギの観察前後の様子です。

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干潟でハシブトカラスがごみを突いていました。

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クロツラヘラサギとダイサギとアオアシシギ

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ダイサギとクロツラヘラサギとヨシガモ2羽とアオサギ

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カニが何かを鋏んで運んでいたので、覗くと離して岩陰に隠れました。

運んでいたのはタバコのフィルターでした。食べ物と思ったのでしょうか。

カニはフタバカクガニでしょうか、よく分かりません。

さて、マガンです。逆光で写真が悪いのですが、

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起きたばかりです。

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さあ、どうするか

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首を下げてカルガモにねらいをつけた!

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突撃ー、カルガモは飛んで逃げます。

やっぱり今日もやってくれました。

このマガンはいつも寝起きが悪いのか、普段は仲良く一緒にいるカルガモに八つ当たり?

1、2度攻撃したら気が済むみたいです。

仕掛けられたほうもちょっと飛んでよけたらそれで終わりです。

へんなの。あるひといわく「ぼけマガン」です。

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2008年11月15日 (土)

遠くの鴨と川原猫、生きものいろいろ(2008年10月25日)

10月25日(土) 曇のち時々雨 最高気温20℃

天気が悪く肌寒い、明日の清掃場所の確認を兼ねて、ヨシ原を見てまわりました。

カワウの大群が上流目指して飛んで行き、川面はがらんとして、サギ類と鴨が散らばっていました。

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沖のほうの黒い横一列の点々は

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遠くてわかりにくいのですが、ホシハジロの群れにボサボサ頭のウミアイサが2羽混じっていました。潮目に沿って並んでいます。

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川原猫が昼寝をしていました。

花が咲いた竹を刈って整理した場所です。

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あしたはこのゴミも回収します。昼寝の場所がなくなるかな。

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ナガコガネグモ、ヨシの種子が網にくっついています。

なんかへんと思ったら、脚が一本足りません。

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水が動いたので気が付きました、ソトオリガイでした。この貝はこんな場所で生活してたんだ。

これまで、水に浮いて漂っているソトオリガイしか見たことがありませんでした。

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水中のアシハラガニ。このカニは水陸両用ですね。

ヨシ原にいるときは、すぐ逃げますが、水中ではあまり逃げないようです。

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シオマネキ見るとつい写真とってしまいます。

シオマネキやハクセンシオマネキは、いつでも陸ですね。

水が嫌いなのか、巣穴が冠水するときは穴に閉じこもっているし。

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チゴガニ、正面のカニは片方のハサミが小さいようです。ハサミを落としたことがあるのでしょう。

 

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2008年11月13日 (木)

シーズン初のクロツラヘラサギだったけど(2008年10月16日)

10月16日(木) 晴 最高気温25,3℃

秋晴の気持ちよさに、午後いっぱい川原で過ごしてしまいました。

今日もまた、野生の感を頼りに堆積物をめくると、ウモレベンケイガニがいました。

大型のはさみが立派なオスでした。

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立派なハサミです。

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はさみの上部に横長の顆粒が並んでいます。

福岡県の準絶滅危惧種です。生息場所が限定されているので、非常に数が少ないです。

ヨシ原がないと生息できません。

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ヨシの穂が逆光に輝いています。

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中洲の下流部でクロツラヘラサギが1羽漁をしていました。カワウとダイサギも見えます。

たった1羽でも私にとって今シーズンはじめての多々良川で見るクロツラヘラサギです。

スコープを持参していなくて、残念無念。

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ここのハママツナは今年はよくありません、紅葉が遅れています。昨年はとっても綺麗だったのに。

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こちらは順調に紅葉しています。

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このエリアは、ハママツナが紅葉しているところと、葉が落ちて白っぽく見えているところと分かれています。

奥のヨシの穂がきれいです。

砂州にはカワウが80羽以上いました。

ウラギクは満開で、イソホウキギも小さい株は紅葉していました。

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アオアシシギの声が今日も響いていました。

 

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2008年11月11日 (火)

気ままな生きもの調査(2008年10月14日)

322008年10月14日(火) 晴 最高気温25,1℃

午後2時くらいから、一人で多々良川の河口部をあちこち歩きながら生きもの調査を行いました。

意外と野生の感は当たるものですね。

いきなり、ウモレベンケイガニに遭遇しました。嬉しかったですね~。

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左側で固まっているのがウモレベンケイ。右がオカミミミガイ大きさは4センチくらい。

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手に取るとますます固まって、ショック死したんじゃないかと心配するくらいです。

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メスでした。またもとの状態に戻してお休み願いました。

ウモレベンケイガニはまだ生態がよく分かっていないそうです。

夜行性だといわれていますが、5月8日の昼ごろ、このカニが動き回っているのを見て、信じられない思いでした。

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5月8日の写真、手前の2匹はアシハラガニ、奥がウモレベンケイガニ。

この日は、同じく夜行性といわれるハマガニも動き回っていましたので、カニの特異日だったのでしょうか。

さて、次は

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ウラギクが大きく育って花を咲かせています。

てくてく歩いてキョロキョロ

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見事に紅葉したホソバノハマアカザ、他の場所では紅葉していません、なぜ?

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なんと10月にシロバナタンポポが咲いていました。

シロバナタンポポの群生地だった川沿いの古家が、いつの間にか家屋が取り壊され駐車場になっていました。

タンポポが生き残ってくれていればいいのですが。

そういえば、松崎橋の架け替え工事に伴って、シロバナタンポポもかなりの株が犠牲になりました。

道路わきのアスファルトの隙間に根性で残っていたのですが。

冬になったら、見てまわらないといけません。

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増えてほしくないヒメマツバボタンはどんどん増えています。

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石積みのカキ殻についていたシボリガイとフジツボ。

間違っていたらごめんなさい、ご存知の方教えてください。

8月31日に気になっていた貝、手に並べて見ました。

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ヒメカノコガイ、みんな模様が違います。

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コメツキガニ、ここはいい砂地です。でも数は少ないです。

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ハクセンシオマネキ。

砂浜を双眼鏡で覗いていると、通りかかった人たちが、何を見ているの?と聞かれます。

ハクセンシオマネキを見ているというと、こんなところにいるの?と驚かれます。

この場所は、砂の堆積が進んで近年ハクセンシオマネキやコメツキガニ、チゴガニが住み着いたようです。

沖合い近くにはヤマトオサガニが住んでいます。

カニの観察にはもってこいの場所なんですけど、みんな知らないんですよね。

ウミニナ類が足の踏み場もないほどいました。

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アオアシシギが飛んで行きました。

きょうの探検は終了です。

 

 

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2008年11月 9日 (日)

10月12日のカニたち・2008

10月12日に観察したカニたちです。

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シオマネキ♂、夕陽に赤いハサミが輝きます。

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ヤマトオサガニ♀ 抱卵中、今年最後の抱卵で、この2,3日のうちに放仔するのでしょう。

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石垣にいたカクベンケイガニ、指先に綿状のゴミをつけています。

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ハクセンシオマネキ♀、甲羅の色が緑がかっています。この色ははじめて見ました、

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こちらのハクセンシオマネキ♀は黄色い甲羅です。この個体は以前から確認していました。

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シオマネキ♀とヒメアシハラガニ

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がっぷり四つに取り組みました。ハクセンシオマネキ♂のけんか。このあとあっさりと分かれました。

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大きいハクセンシオマネキ♂のハサミはけんかで折れたのか、いびつです。

他にも折れたハサミの個体がいました。

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巣穴から泥を運び出しているシオマネキ♀

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今日は活動はお休みです、巣穴をふさいでいます。ハクセンシオマネキ(多分)

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ハクセンシオマネキ、中央のメスはテリトリーに侵入したウミニナを転がして出そうとしています。

巣穴を中心に放射状に食事後の砂団子が並んでいます。その範囲がテリトリーです。

カニの観察をしていると時間のたつのも忘れてしまいます。

(間違いがあったら、ごめんなさい。そのときは教えてくださいね。)

 

 

 

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2008年11月 8日 (土)

夕方のカニたち(2008年10月11日)

10月11日、夕方のハクセンシオマネキの生態を観察しました。

ハクセンシオマネキは昼行性で、夜間は入り口を閉じた巣穴に留まる、干潟冠水時も巣穴内に留まるそうです。

この日の満潮は午後8時ごろです。午後4時半ごろから巣穴を閉じる行動を観察しました。

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16:54 オスのハクセンシオマネキが巣穴へ入ります。周囲の砂を集めて持って行きます。

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巣穴の周囲の砂を 中から集めています。

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もう少しです。

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17:13 穴が閉じられました。

こちらは、メスの巣穴です。 

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17:00 私が近くにいるので、メスは巣穴に入れないのでしょうか、少し遠ざかり様子を見ることにします。

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17:03 メスが帰ってきました。

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17:12 穴は閉じられました。

 

ハクセンシオマネキを観察している足元を、コメツキガニがさかんに動きまわって食事していました。

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この付近はコメツキガニには砂が少ないような気がします。だから砂団子が出来ません。

他の個体は砂地に住んでいます。

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でも、去年8月に定着してちゃんと生きています。

コメツキガニも潮が引いたら穴から出て活動を始めるので、冠水する前に穴に戻ると思うのですが、ゆっくりしています。

コメツキガニが巣穴に戻るまで観察する時間はありません。

 

ゴカイが産卵のために浮遊していました。大潮の夜に多いとのこと、確かめるとあすから大潮です。

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時間帯を変えていくのも必要ですね。

潮が干潟の生きものに大きな影響を与えていることを改めて感じます。

 

 

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2008年11月 7日 (金)

多々良川の鳥とカニたち(2008年10月06日)

10月6日(月) 曇 最高気温24,7℃

11時から多々良川へ、もう少し早かったらセイタカシギが見られたとのこと。また見逃しました、残念。

アオアシシギ20、アカアシシギ5、キアシシギ2、イソシギ1、ハマシギ1、セグロカモメ3、カワウ15など。

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珍しくハマシギがいました。

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アカアシシギとアオアシシギ。タイヤの上で寝ているのはだ~れ?

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アオアシシギの水浴び。

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アカアシシギが2羽飛びましたが、アオアシシギとキアシシギは動きません。

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アオアシシギのアクビ。

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枯れヨシの下からハマガニがにらみます。

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ユビアカベンケイガニが何かを持って隠れたので、覗いてみました。

トビムシを食べていました。

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潟を飛び回るのは、トビハゼ。水の上もピッピッと石を切るように飛んで行きます。

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抱卵しているヤマトオサガニ、まわりはチゴガニ。

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巣穴から泥を運び出しているアシハラガニ。

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道路わきのブロック塀を登っていたアカテガニ。

派手な色合いですね。

 

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2008年11月 2日 (日)

9月10日の多々良川

9月10日(水) 晴 最高気温31、3℃。

午後2時半ごろから鳥見、今日もカラフトアオアシシギがいました。ハマシギも見ました。

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ハシボソガラスがフジツボを食べていました。胸から頭にかけて茶色く見えます。皮膚病にかかっているのでしょうか。近頃ハシブトガラスが30羽くらいいて、魚の死体を食べています。ハシボソは片隅に追いやられているようです。

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汀にそって、アオアシシギ、アオサギ、ダイサギと賑やかです。

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アオサギが急に動いて、アオアシシギもあわてています。

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上空を見上げるアオアシシギ

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カラフトアオアシシギ

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珍しくハマシギが6羽やってきました。

人工島に餌が豊富なので、出てきてくれません。午後4時から1時間の滞在でした。

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カラフトアオアシシギ

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海藻を食べるヤマトオサガニ。アオアシシギなどの餌になっています。

帰り道に出てきてくれたアカテガニ。

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メスで抱卵しています。今度の大潮で放つのでしょう。

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甲羅も赤いタイプです。

今日の鳥たち

 カラフトアオアシシギ1、アオアシシギ66、アカアシシギ1、ソリハシシギ1、ハマシギ6、イソシギ、ウミネコ60、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アオサギ、コサギ、ダイサギ

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2008年11月 1日 (土)

カニ勉強会・8月31日

8月31日(日)午後は、嶺井先生を講師に招いた、湿地研会員向けの多々良川河口干潟のカニ勉強会に参加しました。

普段は行かない多々良川右岸の遊歩道最下流からスタートして左岸のヨシ原まで観察しながら歩きました。

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大きなモクズガニ、石垣の下にもいました。捕りたかったなー

石垣の間にいた色鮮やかなヒメカノコガイが気になりました。後日調べよう。

いあわせた小学生をさそって一緒にハクセンシオマネキを観察する一幕も。

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中洲ではOさんが捕まえたおおきなハマガニをじっくり観察しました。甲幅約5センチ。

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ハマガニの大きさが分かるでしょう。力が強く、向かってきます。

このカニは草食で夜行性だそうですが、今日は昼間に出ていたのです。雨を心配する曇り空だったのも幸いでした。

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中央が、ウモレベンケイガニ。石を動かしてもじっと固まっています。この付近でははじめてみました。さすがは嶺井先生。

観察できたカニ
ヒライソガニ、ケフサイソガニ、クシテガニ、モクズガニ、マメコブシガニ、クロベンケイガニ、ハクセンシオマネキ、コメツキガニ、ヤマトオサガニ、チゴガニ、ハマガニ、ユビアカベンケイガニ、アカテガニ、ウモレベンケイガニ、アシハラガニ、ベンケイガニ

観察会終了後一人でヨシ原の周囲を見てまわると、

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めずらしく干潟へハマガニが出ていて、捕まえようとしたらはさみを振って向かってきました。オ~!!迫力。

なんで、観察会の前に出てこなかったのよ!

やはりカニは大潮のときが活発なようです。今日は大潮です。

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