2009年5月11日 (月)

嬉しい再会、チュウシャクシギの「けんけんちゃん」

また久しぶりの更新になってしまいました。

きょうは、嬉しい報告です。

2007年5月26日に、右足を骨折し皮一枚でつながっていたチュウシャクシギの「けんけんちゃん」に再会しました。

右足が使えず、左足でけんけんしていたので、「けんけんちゃん」とよんでいたのです。

実は、去年も5月6日から8日まで、びっこをひいている個体を見たのですが、休息中を遠距離からの観察で、「けんけんちゃん」とはっきり確認できませんでした。

今年も5月6日にやってきました。

5月7日にちゃんと確認できました。

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2007年5月27日の様子、右足が痛々しいです。どういう状況で骨折したのでしょうか。

 

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2007年6月20日、けんけんでなく、びっこ状態に。自然治癒力にびっくりしました。

 

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2007年6月27日、右足が確実につながり、右足で頭掻きしていました。もう大丈夫だと安心しました。

 

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2007年7月27日

番で8月一杯滞在し、繁殖地へ渡らずに南下しました。

 

そして今年です。

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びっこはひいていますが、足元はしっかりしています。

治癒して、こうして戻ってくれると嬉しいものです。

繁殖を終えたら、夏に立ち寄ってね。

 

 

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2009年4月 6日 (月)

クロツラヘラサギ受難!1月9日

2009年もクロツラヘラサギにとっては、受難の幕開けでした。

1月9日、釣り糸が足に絡んで餌がとれず、クロツラヘラサギの幼鳥が命を落としました。

また事故が起きた、助けることが出来なかったと無力感に襲われたのも、ブログに向かえない一因でした。

 

1月7日(水)10時過ぎに、Hさんから「足に釣り糸が絡んでいるクロツラヘラサギがいる」という電話がありました。

用事を済ませ、多々良川へかけつけると、毎日新聞、西日本新聞の記者さんが取材に来ていました。

NHKも来ました。

クロツラヘラサギは幼鳥で左足に釣り糸がグルグル絡んで、左羽にも釣り針が引っかかっているようでした。

ヨシ原の中に移動し動きません。

夕方、できれば今日中に保護しようと話し合っているうちに、飛び立ち人工島へ飛んでいってしまいました。

飛び方もやっとという感じでした。しかし、どうすることも出来ないので、明日人工島の様子を見ることになりました。

 

7日の深夜2時ごろ、Hさんは6羽がそろって餌をとっているのを見ておられ、10時にまた見に来られたら、1羽だけ離れて様子がおかしかったので、よく見たら釣り糸が絡んでいたそうです。

昨年11月に北九州市の曽根干潟で、1羽がくちばしに釣り糸が巻きつき、衰弱死しています。

これ以上の被害を出さないように、「釣りをされる方に、お願いです」というチラシをつくり、多々良川河畔に看板を3箇所立てたり、釣具屋さんに掲示してもらったりしていた矢先の出来事でした。

NHKのニュースで報道されました。

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8日は、万が一多々良川へ来ているといけないので、朝から見てまわりました。

クロツラヘラサギは人工島の4工区にいたが、えさはとれていないということでした。

TBSの取材陣も東京から見え、地元の各局からの取材もあり、対応に大童でした。

夕方すっかり弱ってきているがどうにもできない、明日は午前中に保護しよう、生きていたらいいがと、Hさんは嘆いておられました。

人工島で、9日10時過ぎに、飛べなくなって弱っているところを保護されました。

生きているという連絡によかった、と思ったのもつかの間、搬送先の福岡市動物園で手当て中に衰弱死したのです。

保護から死亡するまでの様子は、テレビ各局で報道されました。

Hさんの「人間が関わった事故はやるせない」ということばが胸に残りました。

取材の人たちも泣いていました。

「釣り糸の放置など、人間のマナー違反が生きものの命に重大な結果をもたらすことを改めて突きつけています。」と、ある局はコメントしていました。

なにげなく放置している釣り針・釣り糸がどんな影響を与えているか、もっともっとマスコミも取上げてほしいものです。

釣り糸の件はまた書きます。

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2008年12月13日 (土)

中洲に異変?そしてカニに鋏まれた(2008年11月14日)

2008年11月14日(金) 晴

ねぐらの様子を見るために10時から鳥見。

なんだか様子がおかしい、クロツラヘラサギが3羽しかいません。中洲の周囲にいる常連のマガン、カルガモ、オオバンたちもいません。

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たった3羽のクロツラヘラサギとコサギ。

マガンやオオバンはいつもこの中洲のまわりにいるのに、いないのはもしかしてまた釣り人がこの周囲で釣りをしたのでしょうか。

とにかくエリアを一回り見てまわりましょう。

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アオアシシギを驚かせてしまいました。

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竹やぶの中に動くものがいます。撮れました、アオジです。

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こちらのカモたちは何事もありません。波もありません。

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やぐらには、コサギとダイサギ。

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休息施設にはカワウとイソシギが両端に。

 

午後4時頃からまた多々良川へ、遊歩道を歩きました。

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遠くのクロツラヘラサギを見ていたら、ボラがジャンプしました。

ボラはよくジャンプするのですが、写真には撮れません。どこでジャンプするか分かりませんので。

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ボラ着水!派手な水しぶきです。いつもこのバチャンという音に、ア、またボラだと気づきます。

なんのためにボラは跳ねるのでしょう。

クロツラヘラサギは3羽のままです。

護岸の石の間にカニがいました。見たことないカニでつかまえようと何気なく手を出すと、

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カニに鋏まれ、カニはハサミを自切してしまいました。

切り落とされたハサミはギリギリ締め付けてきます。

びっくりしました。こんなに痛いとは、離そうとしますがしっかり鋏んだままです。

やっとはずしたときは、ホッとしました。

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しっかり岩の間にはまって動きません。ハサミを落とさせてごめんね。

フタバカクガニです。甲羅の切れ込みが1つあり、2歯になるので、二歯角蟹だそうです。

河口の転石の下や石垣の隙間などに隠れています。

この蟹の住めるような石垣はほんとに少なくなっています。

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夕陽に輝く桜の紅葉。

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ほんとにいいお天気でした。久しぶりの落陽。

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2008年12月11日 (木)

クロツラ、ミサゴそしてマガン(2008年11月13日)

2008年11月13日(木) 晴 最高気温19,8℃

ねぐらの使用状況を見るため、満潮時の10時から鳥見。

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ねぐらにはクロツラヘラサギ7羽、アオサギ、コサギ、カワウそしてダイサギ。

サブねぐらにクロツラヘラサギ1羽、アオサギ3羽以上、ダイサギがいました。

 

午後3時近くからまた鳥見へ。

クロツラヘラサギは2羽と6羽に分かれていました。

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右から4羽目は若鳥でこの写真では羽の色合いがくすんで見えます。

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こちらの2羽は採餌していました。

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クロツラヘラサギは羽繕いもそろそろ終りのようです。

手前のミサゴは魚を左足で押さえていますが、この後放置して行ってしまいました。

この日はミサゴが6羽もいました。普段は2~3羽です。

見ているうちにミサゴがダイビング

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なかなか上がってきません。

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引き込まれ、アップアップしています。

もう一度上がろうとしますが、上がれず頭も沈んでしまいました。

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やっと魚を放して飛び上がりました。

ミサゴが引き込まれるところははじめて見ました。よっぽど大きかったんでしょうか。

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ミサゴのニアミス

さて、すっかりおなじみのマガン君のお目覚めです。

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さあ、カルガモに向かっていきました。

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カルガモたちは落ち着いて逃げます。

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ちょっと羽を整えて

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もう一度追っかけます。

これでいつもの二段攻撃、終了です。

この後は、オゴノリとアオサを食べていました。

護岸の測量が始まり、工事の看板が立てられていました。

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2008年12月 3日 (水)

オオバンとクロツラヘラサギ(2008年11月12日)

2008年11月12日(水) 晴 最高気温20,4℃、久しぶりに最高気温が20度を超えた。

10時20分より鳥見。

ねぐらでクロツラヘラサギ11羽が休んでいました。

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下にいるのはコサギです。

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カラスがしきりに鳴くのでみんな起きました。

しばらくして、潮が引き始め、下へ降りましたがお休みモードで動きません。

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そこへ泳いできたオオバン。どうやら人工島からやってきたようです。はじめて見ます。

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干潟に上がって、クロツラに近寄ります。足指が独特です。歩くのは得意じゃないそうです。

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寝ていたクロツラヘラサギが羽を震わせ、オオバンはびっくりして水の上へ。

午前の部はこれまで。

 

さて、午後は4時半から再度鳥見です。

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上げ潮に乗って魚の群れがやってきたようです。集団漁が始まり、アオサギやコサギ、ダイサギも集まってきます。

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中央で右向きの個体は15センチ位の魚を咥えています。

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囲い込み漁?左向きの個体が10センチくらいの魚を咥えています。

右に左に砂干潟のまわりを走り回って漁をしました。

見ていたHさんが、エネルギー効率が悪い餌の捕り方だ、とつぶやいておられました。

見ているほうは面白いですが、クロツラヘラサギにとっては、大仕事でしょうね。

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きょうもオオセグロカモメがいました。一番左です。

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十三夜の月を見ながら帰りました。

 

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マガンに眼を付けるクロツラヘラサギ(2008年11月11日)

2008年11月11日(火) 晴 18,4℃。

10時30分から鳥見、クロツラヘラサギはねぐらに6羽が寝ていました。

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キンクロハジロ♀ 右側はくちばしの上の白い部分が目立ちます。

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アオアシシギは今日も走り回っています。

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風で頭の羽が立って、なんか変なアオアシシギ

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動き出すか、クロツラヘラサギ。アオサギは上天気に日光浴のポーズ。

クロツラヘラサギはこの後また休んでしまいました。潮が引いてきたのに動きません。

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マガンも目覚めたようです。

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ユリカモメもやってきました。いよいよ冬のシーズン到来といった感じです。

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立っているのは、オオセグロカモメ。始めてみました。というか、教えてもらって気が付きました。

セグロカモメよりひとまわり大きくて、背中の色が黒っぽく目付きがちょっと違います。

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右側で寝ているのはマガンです。クロツラヘラサギが向こうを通って行きましたが、マガンを振り返って見ています。歩きながらずーっと見ていました。

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続いてやってきたクロツラヘラサギ、立ち止まってマガンを見ていました。

なんだい、この見慣れないものは?

マガンを初めて見たのでしょう。人間と同じだとおかしくなりました。

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やっと餌をとりはじめました。

  

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2008年12月 1日 (月)

ズグロカモメがやってきた(2008年11月10日)

2008年11月10日(月) 曇のち晴 最高気温16,6℃。

今日の干潟です。

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干潟を眺めていたら、飛んでいたカモメが干潟へサーッと降りました。

あの飛び方は、ズグロカモメです。

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干潟の上をとぶズグロカモメ。

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2羽いました。

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干潟でじっとして、動いたカニを捕りました。丸呑みします。

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2羽一緒にカニを捕りました。

ズグロカモメは、よく似たユリカモメより少し小さくて、くちばしが黒いです。

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1羽だけ向きが違っているのは、ハシビロガモ。ヒドリガモの群れに紛れ込んじゃったかな。

 

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2008年11月30日 (日)

カワウが釣り糸の犠牲に(2008年11月9日)

2008年11月9日(日) 曇 最高気温15,2℃でうすら寒い。

昨日、Hさんから、釣り糸をくちばしから垂らしているカワウがいたので、注意して見てほしい、という連絡を貰いました。

万一そのカワウがいたら、といつもはザッとしか見ないカワウを1羽1羽確かめました。

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釣り糸を垂らしていたカワウはいませんでした。

きっと昨日人工島へ帰って、今日は出て来れなかったのでしょう。

多分助からないだろう、釣り針がついた魚を飲み込んでしまったのだろうということでしたが、かわいそうです。

釣りができる場所と、してはいけない場所のゾーニングが出来ないものでしょうか。

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クロツラヘラサギ2羽、ダイサギとコサギ、アオサギ

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違う方向から。

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ハシビロガモの番がいました。

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ハマシギが12羽いました。

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ハマシギとアオアシシギが走り回ります。

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ハシブトガラスが集まって魚を食べています。

ハシボソガラスはこういう集団での食事はしないようです。

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クロツラヘラサギが相互羽繕い。

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曇り空が切れて夕陽が覗きました。中央付近にクロツラヘラサギがいます。

ハママツナは真っ赤です。

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初めてのタゲリ(2008年11月6日)

2008年11月6日(木) 曇 最高気温23,6℃

雨が降る前にと11時30分より鳥見。

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そーっと近づいたので、コガモが4羽は飛んで行きましたが、7羽残っていました。この付近はコガモが多いのです。イソシギもいます。

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クロツラヘラサギは6羽でした。

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砂州にセグロカモメが休んでいました。ヒドリガモもホシハジロもカワウもみんなのんびりしています。

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カワウも座り込んでいるとなんかおかしいです。

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カワウが木片をくわえたり放したり、漁の練習でしょうか。

12時半過ぎて、帰ろうとしていたら、Hさんに会い立ち話に。

その時頭上を2羽の鳥が「ミャー」と鳴きながら飛んで行きました。

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Hさんが、タゲリだ!と歓声をあげ、降りた場所を探し、箱崎中学前の干潟にいるのを見つけました。

近くへ移動してみました。

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ゴカイを引っ張り出して食べていました。

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風に白い胸の羽が揺れます。

頭の冠羽がかわいいです。

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カッコいいです。曇で緑色の金属光沢が写真に出ないのが残念です。

旅の途中だったようで、翌日にはいませんでした。

水田が好きで、多々良川河口で見かけることは、まれだそうです。

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こちらは、河口の住人になったカササギ。

 

 

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2008年11月26日 (水)

クロツラヘラサギに満足(2008年11月5日)

11月5日(水) 

午後2時半から鳥見。

クロツラヘラサギは9羽。

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ダイサギ3羽がクロツラヘラサギの横へ飛び入り。

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セグロカモメもクロツラヘラサギと一緒にいます。マガモの頭が緑に輝きます。

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カワウも来ます。

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アオサギも来ました。

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あくびも出ます。手前はセグロカモメの第1回冬羽。潮も引いてきました。

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ちょっとおすましなオカヨシガモ

2時間近くクロツラヘラサギをたっぷり見ました。

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