2008年11月24日 (月)

ジョウビタキの縄張りには車を置くな(2008年11月3日)

11月3日(月) 曇 最高気温21,2℃

午後2時30分過ぎから多々良川へ。

Img_4568aoasi

アオアシシギは今日も賑やかでした。

護岸下に工事関係者の車が2台、通り過ぎようとしたら、何かが動いていました。

Img_4573jou

黒い車にジョウビタキがいました。

Img_4580jo

そういえば、10月30日に紹介したジョウビタキの縄張りです。

あ~あ、車はふんだらけ。知らないよ。

え?縄張りに車を停めるほうが悪い?

そうですね。

Img_4589kamo

カルガモ、ヒドリガモが休んでいました。

Img_4614sakura

桜が咲いています。この木は葉が虫に食われて、夏のうちから葉が落ちていたのです。

Img_4642hidori

ヒドリガモがアオサを食べていました。

|

2008年11月21日 (金)

ハママツナの紅葉と鳥たち(2008年11月1日)

11月1日(土) 晴 

11時30分より多々良川へ。

Img_4416nakasu

中洲はアオサギ、コサギ、ダイサギで賑やかだけど、クロツラヘラサギはいません。

Img_4444hama

ハママツナが真っ赤です。その一角に

Img_42703

アオアシシギとコガモとヒドリガモがいました。

Img_4276hamamatuna

低い位置のハママツナはすでに葉が落ちています。

Img_4468

やっとクロツラヘラサギを見つけました。3羽います。

Img_4279hasibiro

ハシビロガモがいました。

Img_4485sakura

護岸の桜も真っ赤です。

|

2008年11月16日 (日)

クロツラヘラサギとカラスとトビ(2008年10月27日)

10月27日(月) 晴曇 最高気温20,7℃

10時30分ころよりあちこちしゃがみこんで生きものを調べ、鳥見。

クロツラヘラサギが4羽、中洲のサブ休息所で休んでいましたが、活動再開です。

Img_3327kuro

左から幼鳥と体の小さい成鳥メス、このメスは越夏した個体です。他の2羽は亜成鳥。

Img_3371kuro

カラスがやってきました。アオサギはずっとつっ立っています。

Img_3867tobi

トビの集団がきていました、13羽もいました。ピーヒョロロとおなじみの鳴き声がして、輪を描いています。

Img_3901tobi

トビとカラス(右)のバトル追いつ追われつ。トビとカラスはライバルのようで、以前もカラスが追っかけていました。

Img_3939yosi

ヨシの穂がふわふわです。ヨシ原へ入ると種子が服につきます。

Img_3949hama

綺麗に紅葉したハママツナ

Pa270067hama

左手前にチラリと見えているホソバノハマアカザは紅葉しません。

Img_3951kuro

帰り支度をして立ち話をしていたら、クロツラヘラサギの向こうをマガンが通っていきました。

マガンはヨシ原で巻貝を調べていた時、カルガモと一緒に遊歩道へ上がって草を食べていました。

この後、クロツラヘラサギは合流部へ飛んで行きました。10~15センチの小魚をパカパカ食べていたそうです。

結局クロツラヘラサギは5羽になったそうです。

 

|

2008年11月15日 (土)

定例清掃とクロツラヘラサギ(2008年10月26日)

10月26日(日) 雨のち曇 最高気温19,6℃

午前中は小雨で、午後2時からの清掃ができるか心配な曇り空でしたが、なんとか出来ました。

そのせいと、地域の行事などで参加者は少なく12名でした。

クロツラヘラサギが14羽とヘラサギ1羽が中洲の下に飛来していたので、清掃前に短時間観察しました。

清掃しながら、ウモレベンケイガニなどを手にとって観察してもらい、堆積したゴミを回収しました。

1026seisou1

刈られてしまったヨシ原のゴミ拾い。

1026seisou2

川原猫の昼寝場所も綺麗になりました。横の桜が花を咲かせています。

約1時間で切り上げ、集荷して、記念品を配布。

Pa260012gomi

回収したゴミ:可燃物32袋、不燃物10袋、120センチの鉄柱、トタンの看板、発砲スチロールの浮き、ポリペール45L、タイヤなど。

希望者とミニ観察会を行い、クロツラヘラサギをじっくり見てもらいました。

1026kurotura

参加者へのごほうびのように、今シーズン昼間でははじめて多数飛来してくれたクロツラヘラサギ。

このまま定着してくれたらいいのに。

Img_3112kuro

左から3羽目は小枝をくわえています。

1026kannsatu2

紅葉したハママツナも見ごろでした。

今日の参加者は2回以上の参加者さんがほとんどでした。頼りになります。

 

 

|

2008年11月13日 (木)

シーズン初のクロツラヘラサギだったけど(2008年10月16日)

10月16日(木) 晴 最高気温25,3℃

秋晴の気持ちよさに、午後いっぱい川原で過ごしてしまいました。

今日もまた、野生の感を頼りに堆積物をめくると、ウモレベンケイガニがいました。

大型のはさみが立派なオスでした。

10161 10163

立派なハサミです。

10162

はさみの上部に横長の顆粒が並んでいます。

福岡県の準絶滅危惧種です。生息場所が限定されているので、非常に数が少ないです。

ヨシ原がないと生息できません。

Img_3458yosi

ヨシの穂が逆光に輝いています。

Img_3466kuro

中洲の下流部でクロツラヘラサギが1羽漁をしていました。カワウとダイサギも見えます。

たった1羽でも私にとって今シーズンはじめての多々良川で見るクロツラヘラサギです。

スコープを持参していなくて、残念無念。

Img_34623

ここのハママツナは今年はよくありません、紅葉が遅れています。昨年はとっても綺麗だったのに。

Img_34673

こちらは順調に紅葉しています。

Img_34693

このエリアは、ハママツナが紅葉しているところと、葉が落ちて白っぽく見えているところと分かれています。

奥のヨシの穂がきれいです。

砂州にはカワウが80羽以上いました。

ウラギクは満開で、イソホウキギも小さい株は紅葉していました。

Img_3473isohoukigi

アオアシシギの声が今日も響いていました。

 

|

2008年11月11日 (火)

気ままな生きもの調査(2008年10月14日)

322008年10月14日(火) 晴 最高気温25,1℃

午後2時くらいから、一人で多々良川の河口部をあちこち歩きながら生きもの調査を行いました。

意外と野生の感は当たるものですね。

いきなり、ウモレベンケイガニに遭遇しました。嬉しかったですね~。

Photo

左側で固まっているのがウモレベンケイ。右がオカミミミガイ大きさは4センチくらい。

1

手に取るとますます固まって、ショック死したんじゃないかと心配するくらいです。

Pa140019umore

メスでした。またもとの状態に戻してお休み願いました。

ウモレベンケイガニはまだ生態がよく分かっていないそうです。

夜行性だといわれていますが、5月8日の昼ごろ、このカニが動き回っているのを見て、信じられない思いでした。

Img_4514aiharaumorebennkei

5月8日の写真、手前の2匹はアシハラガニ、奥がウモレベンケイガニ。

この日は、同じく夜行性といわれるハマガニも動き回っていましたので、カニの特異日だったのでしょうか。

さて、次は

Img_3221

ウラギクが大きく育って花を咲かせています。

てくてく歩いてキョロキョロ

Img_3367

見事に紅葉したホソバノハマアカザ、他の場所では紅葉していません、なぜ?

Img_3237

なんと10月にシロバナタンポポが咲いていました。

シロバナタンポポの群生地だった川沿いの古家が、いつの間にか家屋が取り壊され駐車場になっていました。

タンポポが生き残ってくれていればいいのですが。

そういえば、松崎橋の架け替え工事に伴って、シロバナタンポポもかなりの株が犠牲になりました。

道路わきのアスファルトの隙間に根性で残っていたのですが。

冬になったら、見てまわらないといけません。

Img_3251

増えてほしくないヒメマツバボタンはどんどん増えています。

Img_3281

石積みのカキ殻についていたシボリガイとフジツボ。

間違っていたらごめんなさい、ご存知の方教えてください。

8月31日に気になっていた貝、手に並べて見ました。

1_2 2

ヒメカノコガイ、みんな模様が違います。

Img_3302kometugigani

コメツキガニ、ここはいい砂地です。でも数は少ないです。

Img_3358hakusenn

ハクセンシオマネキ。

砂浜を双眼鏡で覗いていると、通りかかった人たちが、何を見ているの?と聞かれます。

ハクセンシオマネキを見ているというと、こんなところにいるの?と驚かれます。

この場所は、砂の堆積が進んで近年ハクセンシオマネキやコメツキガニ、チゴガニが住み着いたようです。

沖合い近くにはヤマトオサガニが住んでいます。

カニの観察にはもってこいの場所なんですけど、みんな知らないんですよね。

ウミニナ類が足の踏み場もないほどいました。

Img_3369aoasi

アオアシシギが飛んで行きました。

きょうの探検は終了です。

 

 

|

2008年11月 8日 (土)

多々良川の鳥たち(2008年10月09日)

10月9日(木) 晴 最高気温27,6℃

午後3時過ぎから多々良川へ。

Hさん、Tさんと一緒になってしばらく鳥見。

昨日のチュウサギはやはりいませんでした。もう旅立った後です。

遠くの箱崎中前の干潟に2羽のコオバシギがいました。さすがにベテランはすぐに見つけられます。

証拠写真にもならないけれど

Img_2548

カルガモとアオアシシギの近くで餌をとっていました。

Img_2562seguro

セグロカモメの後姿

Img_25683

カワウとセグロカモメとカルガモ

Img_25743

アオアシシギとコサギ、カルガモ。

今日もアオアシシギは20羽はいました。

Img_2697mukudori

ムクドリの群れ、保護色で脚しか分かりません。21羽いたと思います。

Img_2708goisagi

ゴイサギの幼鳥が落鳥していました。

Img_2712hama

ハママツナもだいぶ色づいてきました。

Img_2721hama

今年はここが一番の見所になりそうです。

|

2008年11月 7日 (金)

シバナの花。2008

塩生植物のシバナ(シバナ科、多年草)の花。

開花期は夏から秋です。長いのですが、7月下旬ごろから気にして、覗いていたのに、気が付いたらもう種子になっているのです。

P9270055sibana

9月27日撮影の日当たりのよい株。すでに開花のピークは過ぎています。

P9270094sibana

同じ9月27日、こちらの群落は、ヨシの陰になっているので、ちょうど開花のシーズンです。

シバナには花びらはありませんと以前書きましたが、実は花びらに見える花被が6枚あります。

3枚の外花被と3枚の内花被があり、それぞれ内側におしべを保護するように抱いています。

[花被(かひ)とは、雄しべ、雌しべよりも外側にある何枚かの特殊な葉のまとまり。個々の葉を花被片という。花被が内外二重になっていれば、それぞれを内花被、外花被という。内花被は花冠、外花被はがくに相当する。(週刊朝日百科 植物の世界 植物用語集)]

Img_1933sibana_2 

花被は全部、ふっくらしためしべにしっかりくっついています。でも、一番上のめしべはすでに受粉しているようです。

シバナの開花は、咲き始めは雌花期で、先にめしべが柱頭を伸ばします。

Img_1879sibana

外花被がひらいて、外輪の雄しべの葯が見えていますが、花粉は出していません。まだ雌花期です。

Pa060032

めしべの柱頭が花粉で白くなっています。両性期です。

花粉が外花被に山盛りになっています。ちょうど花粉を受け止める受け皿の形になっています。

でもこんなにたくさんの花粉誰が受粉の手伝いをするのでしょう。

と思ったら、風媒花でした。風に揺れると花粉がこぼれます、散っていきます。

この後、柱頭はしおれて縮み、外花被片は落ちて、内花被が開き、内輪のおしべが花粉を出す、雄性期になるのです。

P9270063

内花被が落ち、内輪のおしべも落ちて右側の状態になり、種子が熟していきます。

Pa060031

この一番上の花は、花被が多く四重になっているようで、普通の花の2個分あるようです。

いろいろ調べて、シバナは雄しべが外と内と2段階で花粉を出すしくみになっていることを知りました。植物で受粉を確実にする仕組みは様々ですね。

以前は、ホロムイソウ科に含まれていましたが、現在はシバナ科に分けられています。

 

手抜きでコンパクトカメラや一眼でもズームレンズで撮りましたので、柱頭などよく分かりません。

来年はマクロレンズを使ってちゃんと撮りたいと思います。いつも鳥見のついでだから、ついつい、反省。

 

シバナは漢字では塩場菜と書き、食用になり美味しいそうです。

そのためか、広島県の宮島では、鹿が食べてしまうので金網をかけたりして保護しているそうです。

シバナの生育地は、海水と川の水が混じりあう汽水域で、満潮時には冠水する場所で、波があたらないところです。

種子はたくさん出来るようなのに、増えないのはそんな微妙な条件の場所が少ないからでしょう。

多々良川では4ヶ所しか生えていません。そのうち群生といえるのは、1ヶ所だけです。

環境省2007 レッドデータブックではシバナは 準絶滅危惧(NT) になっています。

福岡県では絶滅危惧Ⅱ類です。

生息できる塩生湿地が開発や護岸工事で消えていって、希少種になっています。

シバナの花の解説を見るのに、「植物の世界」引っ張り出しました。西日本のものは概して小型なのに対して北日本のものは植物体が大きいとありました。北海道の蕗やイタドリの大きいのにびっくりしたことを思い出しました。

(間違っていたらごめんなさい、そのときは教えてくださいね。)

 

|

ヨシの穂色々

ちょっと前、9月末はヨシの花盛り?でした。

清掃の準備でヨシをかきわけすすむと、花粉が煙のように飛び散りました。

ヨシの穂を見ていると大まかに3種類あるんです。

P9120056yosi

穂の出始め9月12日撮影、赤っぽいものと緑っぽいものがあります。

Img_1925yosi

ずんぐりタイプが色が濃く見えます。9月27日撮影

赤っぽいものと緑っぽいもの、ずんぐりしたものが入り混じっています。

P9280009yosi

三種を並べてみました。同じ場所に生えているのにずい分違って見えます。

P9280015yosi

真ん中のずんぐりタイプは密生しています。

P9280018yosi

これ以上は調べられませんでした。

この違いは何でしょう、単なる変異なのでしょうか。

以前神戸大学の方が、琵琶湖・淀川水系でヨシとツルヨシの中間体があるのでは、と調べられたけれど、花期が違うので交雑はなく、ヨシの染色体に8倍体と10倍体があったとか。

これらもそうなのでしょうか、誰か調べてください。

ススキにも色の濃淡や穂の開き方が株によって違います。

なんでもない植物だけどじっと見ると面白いですね。

|

2008年11月 1日 (土)

9月3日・仕方なくハマサジの花

9月3日(水) 曇時々雨一時晴、夕方5時半ごろから鳥見へ。

アオアシシギ、キアシシギなどいたのですが、曇で風もあり、鳥の写真は撮れないので、仕方なくハマサジの花を撮ってきました。

でも、塩生湿地にしか生えない希少種です。

ハマサジ イソマツ科 [環境省2007 準絶滅危惧(NT) 福岡県 絶滅危惧Ⅱ類]

Img_1040hamasaji

ここは、工事の関係でハマサジを非難させている場所です。満潮時は潮に浸かります。

Img_1047hamasaji

花が咲くとその株は枯れます。花茎の下の葉はすでに茶色くなっています。

緑の株は来年花を咲かせます。

Img_1052hamasaji

次々と黄色い花を咲かせますが、小さいので目立ちません。

スターチスと同じ仲間です。

次は、今年目立っているのがイソホウキギです。あちこちで群生し大きく育っています。

イソホウキギ アカザ科 [福岡県 絶滅危惧Ⅱ類]

Img_1066isohoukigi

これから花を咲かせますが、だんだん枝振りが変わってきます。

ハマサジよりほんの少し高いところに生えています。

|

より以前の記事一覧